夕暮れ症候群

2級ヘルパーのカリキュラムにはなかった認知症についての
講義とビデオの授業の1週間が過ぎた・・・とても長かった・・
2級の施設実習で僕にしがみ付いて先生!先生!・・・帰りたいんですお願いします
真剣な顔で迫ってきたおばあさんの顔が今でも忘れられない
それは夕方になるとそわそわしだす夕暮れ症候群だったのだ

人間の脳には感情を司る部分と理性を司る脳の部分に分かれている
認知症でやられる脳細胞は理性を司る部分で感情の部分は常人と全く変わらない
記憶、見当識(時空の認識)判断の障害はあっても怒りや恐怖、悲しみ悦びプライド
は普通にあるので
無視されたり威圧的に怒鳴られたり幼児言葉であやされたりすれば常人と同じく
傷つくのだ

しかし夜中に騒がれたり外へ出ようとする時に少ない介護職員まして病院などでは
介護する側優先の対応をするしかないのも理解は出来るのだが・・・
以前は縛ったり物理的な拘束や強いトランキライザーによる薬物による
拘束などもあったらしい

移住空間にしても施錠というような厳つい見た目はないが
何かのスイッチと見間違えるような電子ロックで完全に閉じ込められている

生きるとは・・・人間の尊厳とは・・・始めはとても落ち込んでしまった
しかし認知症を理解し人間らしく生きる問題に真剣に取り組んでいる
マザーテレサのような人たちが身近にも沢山いることを知った

ある認知症のグループホームで病院で無味乾燥な日々を過していた女性が
心を開き生き生きとした人間らしさを取り戻した笑顔を見て涙が出てしまった

この年で職場の人間関係で悩むだろうという考えがいかに矮小かがわかった
こんな職場なら・・同じ考えを持つ人たちなら・・年齢は関係ない

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